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秋田杉を贅沢に使った天井板

法体の滝 男子トイレ 施工前

~ 男子トイレ編  施工前 ~

ここは秋田県由利本荘市鳥海町、日本の滝百選・法体ノ滝(ほったいのたき)にある公衆トイレです。
画像でも御察しのとおり天井板には至る所に穴が空いています。それなりに規律正しく穴が空いているところをみると人為的に開けられたものでしょうか。
なんのために開けられたか記録になく、この穴のおかげで虫などの侵入が絶え間ないとのこと。
この穴を塞いでくれるようにと市(由利本荘市)からの依頼です。

法体ノ滝 女子トイレ

~ 女子トイレ編  施工前 ~

女子トイレにもやはり穴が空いています。
記録がないので意図が摑めません。
換気のため?景観上のワンポイント?それとも誰かのイタズラ?
ただ一つ言えるのは虫の侵入が多いこと。観光名所内のトイレでもあるので直さずにはいられないのでしょう。

杢目

~ 日本の三大美林 秋田杉 ~

天井に使う板材はこの秋田杉です。
前回の記事に投稿した際は実はこのためでした。
日本の三大美林に位置付けられるだけあって美しい杢目です。

最終仕上げはクリア塗装であれば最も見映えがあるのでしょうが、なにせ修繕工事のために色も元の天井板にほぼ似た色合いで収めなくてはいけません。
濃い茶色風に塗られてこの美しい杢目も失われがちになるでしょうが、完全に杢目が消え失せることはないのであえて上小節ランク(材料に小さな節程度しかない→並材より上級)を注文し、加工しました。

地産地消の名の如く、秋田には秋田杉です。

法体の滝 天井板 施工中

~ 天井板 施工中 ~

既存の天井板は取り外さずにそのまま「重ね張り」で施工しました。天井高もゆとりがあるため何にも支障ありません。

天井板には「相じゃくり」を施し、そこで1回目の塗装をしてから張り付けます。そうすることにより数年後に板が痩せてもしゃくりのお陰で隙間さえも色が乗っているので違和感は感じられません。
おそらく板同士が痩せる頃は全体がほぼ均等に痩せるので隙間さえも化粧になり、今度は「目透かし張り」に切り替わって見方もおもしろくなることでしょう。

法体の滝 天井板 完成

~ 天井板 施工後(完成) ~

板の色の濃さにお気付きかと思います。
それもそのはず、2回塗りですから。
2回目の塗装は天井板を張り付けてから行います。この2回目の塗装で既存の天井板の色合いになります。
100%既存色に戻ったのかといいますとそれはなかなか難しく、元の色にほぼ等しいとか、もしくはそれに近いという表現が見合うと思います。
光の加減、時間帯による光の放射角なども目の映り方には多少なりとも影響はあるものと思います。
ちなみに画像手前の縁取りしてる所は天井点検口です。

塗装工事が終了後、現場内を掃除し取り外した蛍光灯を復旧して、「法体ノ滝公衆トイレ内天井板修繕工事」は無事に終了しました。
工事が終了後には市のほうに完了届けと施工前~施工後の写真を添付書類として提出し、完成検査を受けて終わります。
市からの依頼ですので工事着工前には「修繕契約書」というものも発行されます。

~ 終わりに ~

この度は天井板の施工事例を挙げましたが実はこの公衆トイレの入口ドアも新設(自作)してあります。
男子トイレ・女子トイレ共です。次回、それを記事にしてみたいと思います。