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公衆トイレのオリジナルドア 作製

作業場でのドア

~ オリジナルドアの作製 ~

前回の「法体(ほったい)ノ滝公衆トイレ」の施工事例での続きになります。
画像はもうすでに造り上げた感じとなっています。
ドア本体3ヶ所の空洞部は何かと言いますとこれには網戸が入っています。なぜ網戸かは風を通したいとの要望でした。

自然豊かな場所にある建物なので空気もさぞかしよろしいことでしょう。
網戸を入れるために「ネダレス」と呼ばれる厚板を切り抜き、片面に縁を廻した後に網戸をはめ込み、もう片面にまた縁を廻して網戸を固定します。
網戸は何かの拍子で破けて取り換える可能性があるので、トイレ内側の縁は木ネジで固定しました。

真ん中の網戸だけ幅が狭いかはこの後に記載してあります。

入口

~ 施工前 ~

まず既存のドアを取り外し、そこに新たにドア枠となる物を施工します。
実はこれがすごく重要な作業になるわけでありまして、ここでしっかりと水平度・垂直度の狂いを矯正します。

建物はいつまでも水平・垂直を維持するのは難しく、ましてこの地域は冬期間、豪雪の中に埋まっているわけです。
しいて言えば雪による過荷重が原因であったり、地震などの横ブレによる水平横荷重、建物の経年劣化などによる耐力の低下など様々な要因が水平度・垂直度を狂わせていきます。
新設するドアは直角に造られるわけであるので水平度・垂直度は重要ポイントとなるわけです。

それともう一つ、見た目もありますね。例えば斜めに倒れている柱にそのままドアを取り付けたらそのドアも斜めに取り付けられますね。見た目もおかしいし、何よりドアの開閉に支障がきたします。
ドアは傾いていると丁番を軸に勝手に閉じてきたりキチンと閉め切ってないと開いてきたりとおかしな不具合が生じます。

なので水平・垂直を重視します。

男子トイレ ドア内側

~ 施工中 ~

直角に造られたドアは水平・垂直に矯正された木枠の中に見事に収まります。
この状態ではまだ塗装を施していませんので未完成です。
画像はトイレ内側からのもので取っ手を取り付け、ドアを手前に引いて外に出られるようにしてあります。幅も高さも成人男性がゆっくりと出入りできる開口寸法となっています。

ドア完成 外側

~ オリジナルドア完成 外側編 ~

塗装も施しましてこれで完成となります。
前述で述べた真ん中の網戸の幅が小さかったのはドアを押す部分を取り付けるためのスペース上のためでした。
長型に黒く塗られた部分がそれです。ドア本体の色合いは既存の建物に近づけましたが、全て一色だと面白味に欠けますので網戸の縁は網戸の色が黒基調でしたので黒としました。なのでドアを押す長型部分も右倣え(みぎならえ)で黒としました。
「シンプル イズ ベスト」の名の通りに出来上がったと僕本人は思います。
仮に色使いを多用しても賑やかすぎて建物に合いませんからね。

ちなみにドアの右上にある黒い部品は「ドアクローザー」といって、開けたドアが勝手に閉まるようになる優れモノです。
市(由利本荘市)からの依頼の時点でドアは半強制的に閉まるようにしてもらいたいとの要望でした。その意味はドアが開けっ放しだと虫がたくさん入ってくるとのことでした。不特定多数の人が使う施設なので開けっ放しで用事を済ませる人もいることでしょうね。
ましてトイレに来た人も建物内に虫(特にカメムシ)がたくさんいるようでは気が引けることでしょう。

トイレドア  内側

~ オリジナルドア完成 内側編 ~

トイレ内側はこんな感じになりました。

外側とは取っ手とドアクローザー以外は特に変わったところはありません。色の調和も同じです。
ただ、写し方の問題で見た目の濃淡はありますが内外は同じです。木目も多少残しつつ、出来栄えは上々です。
黒い縁取りも絶妙なバランスでとてもマッチしていると僕は思います。

最後にドアの開け閉めの具合を確認し、どこにも不具合が感じられなかったので完成と致しました。

後日、完了報告書を提出し、無事にこの修繕工事は終了しました。